【ぬっぺっぽう】

ぬっぺふほふ、ぬっぺらぱふ とも。廃寺などに現れる、腐肉の塊のような妖怪。目も鼻も口も無く、フラフラと彷徨う謎の存在で、通った後には腐臭が残るという。肉人とも呼ばれ、その肉を食せば大力を得られるだとか不老長寿になる仙薬ともいわれるが、逃げ足が速く捕まえるのは困難だとか。徳川家康が遭遇したらしいが、気味が悪いとして追い払ってしまった。