【ひょうすべ】

九州地方に伝わる古い河童の仲間。一見すると弱そうだが、その姿を見るだけで熱病にかかる、ひょうすべの浸かった風呂の湯を浴びた馬が死んだだとか、こいつが笑うのにつられて笑うのそのまま死ぬ、など危険な一面も。好物はキュウリではなくナス。その昔、菅原道真に助けられてから菅原姓の人間には手出しできないという一族の掟がある。