【魔法様】まほうさま

宣教師たちに紛れて南蛮船で日本にやってきたという珍し海外の狸で、元の名はキュウモウ狸という。月夜の晩に農具を打ち鳴らして「サンヤン♪サンヤン♪」と歌って踊ったり、人に化けても下手くそだったり(口がとがり、口髭が濃く、顎が細く、下半身が短いので一発でバレたという)愛嬌がある。現在は祀られて「魔法様」となった。火難盗難を知らせ、牛馬の守護神。狸をいじめると怒ってその人の家に放火する。